FOMOという略語の意味は?ロンドンのライブはチケット代が安い件

ひとりごと

皆さん、FOMOという言葉を聞いたことはありますか?

僕は今まで知らなかったのですが、5年以上前からこの言葉が欧米で浸透し始めたそうです。

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FOMOとは「Fear of Missing Out」の略で、読み方は「フォーモー」です。

Missing Outというのは「見逃してしまうこと」、つまり「見逃してしまう恐怖」です。

ウェブやSNSで最速に情報を得られる時代だからこそ、自分だけその情報をキャッチできなくて「みんな、自分の知らないところで楽しいことをしているかもしれない」「取り残されてしまったらどうしよう」という不安を生んでしまうそうです。

それがSNS依存やスマホ中毒の原因になるようです。

毎日Twitterを見ていますが、別に僕はSNS依存症というわけではなく、じゃあなぜ今回この言葉を取り上げたかというと、ロンドンに移住してある意味このFOMOを実感しているからです。

ロンドンは音楽ライブ、アート展覧会、舞台などカルチャーイベントが溢れる街です。これだけであれば東京とさほど変わりませんが、ロンドンの凄いところはライブのチケット代が安いところです。

比較的有名なアーティストでも30ポンド(4500円くらい)でチケットが買えることがあります。これはUKアーティスト好きにはたまりません。同じアーティストを日本で見たら7000円〜9000円はかかりますよ……

チケット代が安いので、気軽にライブに行きやすくなりますよね。これはロンドンの素晴らしいことのひとつ。音楽カルチャーが発展しやすい環境が整っています。

しかし、そのかわり競争率が高いチケットもあったりして、チケット販売の情報をしっかりキャッチしないと即売り切れになってしまうことも多いです。そのあと、オークションで見たら買えない値段になっていることがほとんど。

こういったこともあって、「自分の知らない間にお気に入りのアーティストのチケットが販売開始されていたらどうしよう」という心配に繋がっていくのです。

ロンドンにきて初めてFOMOになってしまう人の気持ちが分かりました。東京でも「あのアーティスト来日してたのか!」ということはありましたが、FOMOになるほどではありませんでした(東京はイベントが多いので、FOMOになってしまう人もいるかもしれませんね)。

カルチャー好きの皆さま、ロンドンに来たらFOMOにならないようお気をつけて。

追記:最近、ライブをトラッキングできる便利なスマホアプリを見つけました。 Songkickというライブ情報を瞬時に通知してくれるアプリです。使い方はこちら▽

http://cul-into.com/2018/07/28/post-5614/

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