【家探し】ロンドン家探しの注意、大変だったこと

ロンドン暮らし

やっとロンドンで住む部屋が見つかり生活必需品を集めているところです。

これまでの家探しの経緯は過去の記事で紹介しています。

【家探し】SpareRoomを利用してロンドンで住む部屋を見つけました

【家探し】ロンドン・アクトンに住むことにしました

この記事では、ロンドンの家探しを通して注意点や大変だったことを紹介します。

土地勘がないので実際に行ってみないとわからない

気持ちはパディントン

ロンドンに来たのは初めてなので全く土地勘がありません。

どこが住みやすくて、どこが危険なのかもネットの情報で収集することもできますが、実際に行ってみないと分からないこともあります。

危険な場所かは肌でわかる」とブログに書いている人がいましたが、まさにその通りでした。

「やばそうだな」というのは直感で分かります。その直感は結構当たっていて、具体的にその土地を見ていくと「建物」や「道路の整備状況」「ゴミの散らかり方」「運転の仕方」「通行人の人相(失礼?)」が他の場所とは明らかに違うのです。

直感はそういった情報を一瞬で分析して脳に伝えているんでしょうね。

幸い、内見時にトラブルはなかったのですが、「はやくこの場を離れたい」というのは何度かありました。

でも実際、人によっては「住みやすい」と言っている人も見かけるので、好みの問題もあるのかなと思います。どんな場所でも確かにそこで生活している人はいるので「住めば都」だとは思うのですが、体が拒絶する場所には行かない方がいいかなと思います。ストレスになりますし、日本でもその人が快適に感じる場所は人それぞれだと思います。

個人的にはHarlesdenとCrystal Palaceという場所は苦手でした。あとでHarlesdenを調べたら、銃事件や傷害犯罪のレートが最も高かった場所で有名だそうです。

初めての場所でへとへとに疲れますが、長く住む場所なので内見するときはできるだけたくさん見て比較しましょう・・・

ロンドンは引っ越しがしやすい環境なので、一回住んで土地勘がついてきたら、また引っ越しするという方法でも良いかもしれませんね。

広告主に連絡すると、すぐに「電話してくれ」と言われる

SpareRoomで家探しをしたのですが、結構な頻度で「まずは電話してくれ」と言われます。

これは電話コミュニケーションを好む欧米文化なのかもしれませんが、意思の疎通でミスがあるのも嫌ですし、元営業マンの僕からすると会話が文面に残らないのも嫌です。

向こうの立場からすると、メールだけでは素性が分からないので電話で「ひととなり」を知りたいという気持ちがあるのかもしれません。

僕はなるべく「電話が使えない」などとメールで連絡して、現地に着いたらSMSで送るようにしていました。スケジュールの確認など、どうしても電話しないといけないときは電話をかけましたが、だいたいその時点で条件などは既にメールで確認済みで、あとは内見するだけの状態です。

「Reference(身元保証)が必要」な場合の提出書類

あなたは誰?

SpareRoomでは「Reference(身元保証)が必要?」という項目がありますが、ここにチェックが入っていたらReferenceを提出しないといけません。

YMS(ワーキングホリデー)で来た人はReferenceがない場合が多いので注意が必要です。

ただ交渉次第で、大家さんによっては融通を利かせてくれる人もいるかもしれません。僕は念のために持って来た「英文残高証明(ビザ取得時に提出したもの)」と「BPR」を提出しました。

通常、「Employer/School Reference(会社や学校からのリファレンス)」「Credit Reference(残高証明や銀行からの推薦状)」などが必要です。大家さんに聞いてみて、英文残高証明だけで大丈夫だったら問題ないと思います。

「Deposit」の振り込み方法で困った

NatWestのATM

4件内見した部屋のうち、1件から「他に内見したい人が出てきたから、おさえたかったら Depositの一部を払ってくれ」と言われました。

もしこの家を最終的にキャンセルにするならそのDepositは返してもらえず、逆に契約することになったら残りのDepositを払って契約を進めるという流れだそうです。

4件のうち一番まとまな部屋だったのでDeposit(600ポンド)を払うことにしました。「真偽が分からないのでそのままドロンされたらどうしよう」「他に良い部屋が見つかったらどうしよう」という考えが頭を巡り迷いましたが、他に選択肢はなかったし、最悪600ポンドはドブに捨てる気持ちで振り込みました。

結果的に信用できそうな大家さん(後日家探し以外で色々助けてくれました)で全く問題はなかったのですが、問題は「振り込み方法」でした。振込先の銀行口座なんて持っていませんし、そもそも海外の銀行口座なんて作ったことありません。

ダメもとでNatWestというロンドンの銀行に「現金」と「振込先情報」だけ持っていったら、なんとかサインだけで振り込んでもらえました。

あとで大家さんに聞くと「銀行口座も持ってないのにどうやって私の口座に振り込んだの!? NatWestは最近厳しくて口座がないと振り込みできないよ」と言われました。たぶん、担当者が融通を利かせてくれたのでしょう。

今後の家賃の支払いはどうしたらよいか大家さんに聞いたところ、銀行口座を作るまでは「現金を直接持ってくる方法でも構わない」とのことでした。

大家さんが良い人でよかったのですが、直接現金を持っていくのは手間だし、毎回時間を割いてもらうのは大家さんにも申し訳ないので、早く銀行口座を作ることが次の課題です。

引っ越した後にシェアできないモノがあった

IKEAの安心感

引っ越しをした後に、「調理器具」「食器」「布団」は自分で用意しないといけないことが発覚。

「調理器具」なんてキッチンがシェアならフライパンや皿もシェアのはずと勝手に思い込んでいました。「布団」についても、ベッドや枕があるなら布団もあるはずだろうと思い込み「シーツだけ買えば良いかな〜」と思っていました。

しかしこれは完全にこちらのミス。内見した際に聞かないといけないことでした。いや、もしかしたら、それが普通のことなのかも? 「思い込みはダメ」「不明なことは確認する」ということが海外では大事だと身をもって経験しました。

寝具類は引っ越し当時にIKEAまで足を伸ばし購入したので、今は色々と調理器具や調味料など自炊できる準備を進めています。

以上、長くなってしまいましたが「ロンドン家探しの注意、大変だったこと」でした! またロンドン生活をブログで紹介します。

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