プリペイドSIM『Three』は、ロンドン渡航前に購入して良かったモノのひとつ。
プリペイドSIMカードは多くの種類があるので、どれを買えば良いか迷ってしまうかもしれません。
僕の場合、ロンドン渡航前にアマゾンで『Three』を購入したのですが、これは正解でした。今もSIMフリーのiPhone8に、Threeの同じSIMカード挿して使っています。
今回の記事では、Threeをおすすめする理由について紹介したいと思います。
そもそもThreeとは?
Three(スリー)は、2003年からイギリスでスタートした携帯電話事業会社。英国で4Gサービスを提供する大手キャリアとしては、EE、O2、Vodaphone、そしてThreeの4社があります。
日本で例えると、ドコモ、ソフトバンク、auのような存在ですね。
ロンドンの街を歩けば、この4社のショップを多く見かけると思います。Threeは他の大手3社に比べると歴史は浅いですが、短期間で急成長を遂げたキャリアです。
「Three」がおすすめな理由
大手4社のうち、なぜ僕が「Three」をおすすめするのかまとめてみました。
①日本のアマゾンでプリペイドSIMが買える
まず最初の理由は「日本のアマゾンでプリペイドSIMカードが購入できる」という点です。
つまり、事前に購入しておくが可能なので、現地で慌ててプリペイドSIMのショップを探す必要はありません。
僕の場合、フリーテルという格安SIMを使っていたので、出国ギリギリまではそのSIMを使い、搭乗直前にThreeのプリペイドSIMに入れ替えました(格安SIMは当月解約だったので空港のポストに入れて郵送で返却)。
ロンドンの空港に到着したら、スマホの電源を入れ、初期設定をすれば、すぐにネットを使うことができます。入国手続き中の待ち時間(英国の入国審査は長い!)を使えば、設定は完了させられると思います。
ロンドンに到着したのは夜10時で「ちゃんとネットが使えるかな」と不安でしたが、無事に使えて本当に良かったです・・・
僕が購入したのはこちら▽▽
イギリスSIM Three 30日/データ5GB/通話3000分・他約60地域 データ5GB コミコミパック +YM SIMピンセット(日本語オリジナルマニュアル付)
②通信費が安い
Threeの魅力はなんといっても「安い通信費」
上記の通り、 僕が購入したのは「30日間データ5GB/通話3000分」というタイプです。
このThreeのプリペイドSIMは、設定完了から30日間、データ4G/3G通信は最大5GBまで、通話は3000分まで使えます。電話番号は設定完了後に付与されます。
これだけ使えて、なんと価格はたったの「1980円」!
安すぎ・・・
人にもよりますが、このデータ通信5GBというのは、ちょうど良いんですよね。初めての土地だとネットの使用頻度は多くなりますが、多すぎず少なすぎず、これだけあれば安心です。
30日後には使えなくなりますが、公式ホームページで Top-up(チャージ)すれば、簡単に30日間延長できます。
その場合は、同じプランで「15ポンド」です。
SIMを新しく購入する必要はありません。僕もいまだに最初のSIMをプリペイドで使っています。年間契約に移行すれば、さらに安くなるんですが、解約時のしばりが面倒なので。
一応、日本のアマゾンで大手EEのプリペイドSIMも販売されていますが、Threeより高いですし、こちらは音声通話が含まれたプランはなさそうですね。旅行なら問題ないかもしれませんが、長期滞在するなら音声通話込みがおすすめです。
電話番号を登録したり、家探しで電話したり、意外と使用機会は多いです。
③Top-Up(チャージ)が簡単
30日間の期限が切れたり、通信量がオーバーしてしまったときはTop-Up(チャージ)を行い、好きなプランを購入します。
Top-Upはスマホアプリから行うのが簡単です。
こちらでTop-UpしてAdd-onsで好きなプランを購入します。
ただ、Tou-Upには、UK住所のクレジット/デビッドカードが必要になります。持っていない場合は、Threeの実店舗に行って「バウチャー」というのを別途購入する必要があります。
これは長くなりそうなので、詳細は別記事で紹介したいと思います。
④地下鉄でWi-Fiが使える
ロンドンの地下鉄は基本的に圏外でネットは使えません。
しかし、なんとThreeの場合は地下鉄で無料Wi-Fiが使えます(※事前に設定する必要あり)。
ただ、電車の移動中はほぼ使えません。駅に電車が滞在している間だけ使えるようです。無いよりはマシなレベルですね。
⑤現在71カ国でデータ通信可能「Go Roam」
びっくりしたのが、これ。
先日、オランダ・アムステルダムに行ってきたのですが、なんとThreeのSIM挿れたままで、そのままネットが使えました。
調べてみると、「Go Roam」というThreeのローミングサービス。
世界71カ国で、現在のプランのまま、追加料金なしでインターネットが利用可能です。
EU圏内だと基本全ての機能が現在のプランで利用できます。※データ通信は12GBまで
それ以外の国だと、若干異なるので注意が必要ですね。アメリカの場合は、データ通信は同じプランで大丈夫ですが、USナンバーに電話すると、結構かかります。
日本も調べてみましたが、残念ながらGo Roamに対応していませんでした。ローミング設定をONにしてしまうと、高い料金がかかってしまうのでご注意を。
一時帰国などでは別途違うSIMを探した方が良さそうです。
⑥クーポンアプリ「Wuntu」がすごい・・・
Threeユーザー限定アプリ「Wuntu」。最初はあまり期待していなかったんですが、このアプリのおかげで「Three使って良かった」と思うこともしばしば。
Wuntuは無料/割引クーポンがもらえるアプリです。
日本でも大手キャリアがサーティーワンのアイスクリームを無料でプレゼントしていたりしますよね。あれと同じです。
このアプリなんて呼んで良いかわからないんですが、とりあえず「ウンツ」って呼んでいます。正しい発音かは不明。
本当にこのアプリすごいんです…
たとえば、アイスクリームや大手チェーンのコーヒーが無料でもらえます。
しかも、ランチ代が余裕で1500円になるロンドンで、なんと3ポンドでパスタ(もともと10ポンド以上)が食べられるクーポンもあります。
もはや、月々の通信料金以上の元が取れるレベル。余計なお世話ですが、たまに「こんなサービスして大丈夫かな?」と心配になることがあります。
まとめ
- 長期滞在予定
- データ通信量は5GBくらい欲しい
- 通信費を安くしたい
- 通信速度はそこそこで大丈夫
上記に当てはまる人は、これまで紹介したThreeの30日間5GB(音声通話込み)がオススメです▽▽
イギリスSIM Three 30日/データ5GB/通話3000分・他約60地域 データ5GB コミコミパック +YM SIMピンセット(日本語オリジナルマニュアル付)
1週間程度の短い旅行であれば、データ通信料は1~2GBあれば大丈夫かなと思います。音声通話含まないSIM(データ通信のみ)は、たった1000円です▽▽
Threeデータ通信プリペイドSIM【イギリス含む42ヶ国対応】【1GB / 30日タイプ】
現時点で通信速度はEEが最速というレポートがあります。なので「通信速度」を重視される方は、EEが良いと思います。▽▽
EE 4G SIM イギリス他ヨーロッパ各国対応【2GB / 30日タイプ】【並行輸入品】
逆に速度をそこまで求めてない人は、Threeで大丈夫です。十分速いので、そこまで遅いと感じたことはありません。
それに、ロンドンだとお店など屋内に入れば、結局は圏外になってしまうので(あえて遮断している?)、店舗の無料Wi-Fiを使うことになります。
ちょっと褒めすぎて回し者みたいになってしまいましたが、ThreeのSIMはおすすめなので渡英の際はぜひご検討ください!
それにしても、イギリスの通信費は日本に比べて安すぎですね・・・いや、日本が高すぎるのかもしれませんね。
コメント