会社を辞めてからロンドン渡航まであっという間でした。
ロンドンまでの航空券は格安チケットで片道5万3000円ほど。もう少し安いチケットがあったのかもしれませんが、諸条件含めてこれが限界でした。今回乗った飛行機は、エアチャイナ(中国国際航空)です。
北京で乗り換えをしたのですが、そこまでの飛行機があまりにも左右に揺れるので不安でしたが無事到着。
格安チケットなのであまり期待はしていなかったのですが、機内食(美味しさは置いておいて)が3回ほど出てきたのでトータルでは満足でした。フライト時間は約20時間。ヒースロー空港に到着後、諸々の入国手続きを済ました後、時間はすでに21時を過ぎていました。
スコットランドは1週間程度訪れたことがあるのですが、ロンドンは今回がはじめて。右も左も分からないまま、なんとか地下鉄に乗って「ハマースミス」というところに向かいました。
そこの駅には、事前にエアービーで1週間ほど予約した宿泊先があります。ホテルやユースホステルなどではなく、あくまでも「民泊」なので現地の方の一室を借りて滞在するというシステムです。
なぜ1週間滞在する必要があるかと言えば、「家探し」をする必要があるからです。
僕はYMSというビザでロンドンに来ています。いわゆるワーキングホリデーのようなビザで2年間は自由に学んだり、働いたりすることができます。しかし、逆に言えば、「自由」なので自分自身で住まいも仕事も全部決めなくてはいけません。
つまり、現地について最初に行うミッションが「家探し」なのです。
所持金に余裕があれば、ホテルに住むのが最も良いのですが、できる限り節約したかったのでAirbnbで民泊を探しました。
結果、「1泊3000円」におさめることができました。ユースホステルでもよかったのですが、ドミトリーではなくプライベートが確保された自分の部屋でリラックスしたいですし、集中して調べごとをしたかったので、民泊を選びました。
いきなり墓場の近くを通るという恐怖を味わいながら、宿泊先に着いたのは夜23時半。「夜遅くに申し訳ないな……」という気持ちでインターホンを鳴らすと、50~60歳の男性と80歳くらいのおばあちゃんが優しく出迎えてくれました(その後、なんと深夜0時半くらいにさらに欧米人の宿泊者がやってきて驚きましたが)。
最初は宿主に気を使うこともあったのですが、慣れてきたら快適です。ホームステイのような感覚で楽しいです。部屋を何種類か選ばせてもらったのですが、僕は屋根裏部屋をチョイス。
憧れがあったので選んだのですが、日中は暑過ぎてまるでサウナのような状態。斜めの天井に頭をぶつけることもあって、「普通の部屋にすればよかった……」と少し後悔しました。まあ、朝は天窓から差し込む光で起きれるし、夜は窓を開けると心地よい風が入ってくるので、一長一短ですが。
そんな感じで、民泊しながら家探し中です。雨の印象が強いロンドンですが、今年一番の最高の天気で毎日快晴です。
引き続き家探しを頑張っていきます。その結果はまた記事で紹介します。
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